2012/11/26

卵巣嚢腫 手術から退院まで

診断:片側卵巣嚢腫
    骨盤内に14㎝ほどの巨大な卵巣嚢腫
    明らかに悪性と診断できる所見はないが、嚢腫が大きいため
    境界性悪性または悪性などの可能性もあり。
    最終診断は術後の病理組織診断にて。




手術:開腹・卵巣嚢腫の各種術予定
   周囲組織との癒着があった場合は卵巣ごと切除する可能性もあり。


入院
1日目:アレルギー等の検査。
    夕方、麻酔の話、手術内容の話をそれぞれ聞く。
    夕食後より絶食、水分は24時までOK
    下剤・睡眠薬をいただく。


2日目:6時少し前から浣腸。
    その後点滴、手術着に着替える。

    13時30分、手術室へ。
    17時30分、終了。
  
    病室についてすぐ嘔吐。
    体の震え、吐き気、痛みに苦しむ。
    吐き気止めと痛み止めの点滴をしてもらっているうちに、寝る。
    21時過ぎ、目が覚める。
    朝まで痛みと吐き気と尿意に苦しみ、ナースコールで何度か助けを呼ぶ。
    痛みや吐き気をごまかすことができず、暗闇でひたすらそれを耐え続けるのは本当につらかった。
    危うく泣きそうになったほど。
    あと、寝返り打てず、床ずれのような痛みもつらかった。
    2度と手術は受けたくないけれど、また受けることになったら、これは必ず対処しておきたいことの1つ。


3日目:待ちに待った水分補給!
    痛みと吐き気は、夜中に比べればだいぶ良かったが、
    体の痛みを感じながらただ横になっている時間は、ただただ苦痛だった。

    お昼:流動食が出るものの、食べれない。
       看護士さんが申し訳なさそうに「歩けますか」と聞いてくる。
       歩いたほうが回復早いというし、とにかく尿管を外したかったので歩いてみることに。

    尿管・ドレーンの管を持ってもらい、点滴棒にしがみつきながら部屋の外へ。
    思ったよりも痛くないけれど、貧血がひどく、ぐらぐらぐらぐら。
    気持ち悪さと闘いながらも歩き、自分のベッドへ。
    ここで尿管はずれ、その後車いすに乗りレントゲンを取りに行く(針等体に残っていないかの検査)。
    しかしレントゲン撮影最中、どうにも貧血がひどく倒れそうになったので、
    機械にしがみつき何とかやり通す。
    
    このあたりで、廊下側の隅っこのベッドから、窓際のベッドへ移動。
    一気に明るい空間になり気分も晴れ晴れ!

    テレビにDS、漫画やスマホ
    暇つぶしはいっぱい持って行ったけど、この日は結局何もできず。
    ただただぼんやりして過ごす。


4日目:相変わらずご飯が食べれない。
    でもおなかは下り気味。抗生剤のせいらしい。
    テレビを見たりして過ごす。


5日目:点滴はずれ、お昼頃背中の管が抜ける。
    夜、ドレーンのパウチが緩んでいるとかで、血もさほど出ていないので撤去。
    一番邪魔だったので、めっちゃ喜ぶ。
    でも背中の痛みどめの管を抜いたせいか、夕方過ぎから痛みが増す(´・ω・`)
    病室の乾燥と、麻酔の時に痛めたと思われる喉がイガイガし始め、咳が出始める。 
    咳はおなかにめちゃくちゃ響いて痛いので、出そうになったら水をかぶ飲みしてひたすら耐える。
    夜あたりから、少しずつご飯を食べる量が増えてくる

6日目から退院まで:
    1日1日しっかりと体が回復しているのが自分でもわかる

    
4,5日目の記憶がすでにちょっと曖昧です!Σ( ̄∀ ̄;;
食欲はほとんどなかったものの、5日目で少し食べれるようになってきて。
退院してからようやく空腹感も出てきました。




現在は時々鋭い痛みあり。
トイレに行きたくなると、痛み増し。
座っていると何ともないけれど、動くと痛み増し。
でもまぁ無理しない程度に、普段の生活は送れています♪


尿管抜く時が痛いとか、背中の管を入れる時が半端ないとか
いろいろ読んだけど、ドレーンの管を含めて痛いのは1つもなかったです、私の場合。
点滴は少し痛かったけど。
とにかくつらかったのは手術後1日!!
睡眠薬が本当ほしかったです。(´・ω・`)
ともあれ手術は、無事成功しました。
よかったよかった(o→ܫ←o)


    

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